急に「におい」や「あじ」の異常を感じるようになった場合(COVID-19関連)5月25日改訂

急性の嗅覚・味覚障害についてのお願い(日耳鼻 2020年5月25日改訂)

〜新型コロナウイルス感染症の初期症状の可能性〜

新型コロナウィルスの感染で、他の症状がなくても、先行して急ににおいの異常(嗅覚障害) やあじの異常(味覚障害)を自覚することがあります。このことで各医療機関に多くの問い合わ せがきていますが、現時点では多くの施設で、基礎疾患がない、若年の軽症の方には、PCR検査 を行うことはできません。
においやあじが分からなくなる病気のほとんどが、新型コロナウィルス感染症とは無関係です 。しかし、元々鼻の病気がないのに、「急に」においやあじがわからなくなった場合は、新型コ ロナウィルスに感染している可能性もあります。念のため、周囲への感染を拡大させないように 、以下のようにこころがけてください。
「におい」や「あじ」の異常を感じてから8日間かつ症状が消えてから3日間が経過するま では、不要不急の外出を控えてください。マスクを着けて対話をして下さい。手洗いもこま めにしてください。医療機関への受診は控えて、毎日体温測定をしてください。
② 以下の場合は、速やかにお住まいの区市町村の帰国者・接触者相談センターにご相談くださ い。厚生労働省のホームページからも確認することができます。 1)息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合 2)高齢者、糖尿病・心不全・呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある場合や人工透析を 受けている場合、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている場合
③ 嗅覚障害・味覚障害に対しての治療(対症療法)は、急ぎません。まずは何も薬を使わない で様子を見ましょう。自然に治ることが多いです。発熱や咳などの他の症状がなく、嗅覚障害や味覚障害の症状が2週間以上経過しても変わらない場合は、耳鼻咽喉科外来までお問い 合わせください。 あなたとあなたの周りのみなさんの身を守るために、ご協力をお願いいたします。
 

以上は 日本耳鼻咽喉科学会から引用 2020年5月25日